はじめに
こんにちは!カメラマンの渡辺です!七五三について色々とお考えのお母さん、お父さん、七五三はいつやるのが良いか?日程や年齢によってなにか考慮したほうが良いのか?写真の予約はどうすれば良いの?などなど。色々とお考えを巡らせていると思います。
そんなお悩みにお答えしようと、今日は僕のところに毎年寄せられるご質問の中から、時期や時間、日程について記事にしてみました。数多くのお子様の撮影をこなしてきたので、七五三に関することがあれば何でも聞いてください!
2024年の七五三、いつやる?
七五三って11月15日って日程が決まっています。2024年のこの日は「金曜日」。六曜はお昼が吉な「赤口」です。七五三のお参りは多くの人は15日(日が悪いときは前後の週の土日など)に集中して行う数も多いと思います。11月に行うのも、晴天率が高いとか、そういった理由もある様です。
ですが、この日に必ず、というわけでもありません。
七五三の撮影は2015年からさせていただいているのですが、年々、感じているのは「平日にゆったり行うお客様」が増えてきた様に感じています。特に人気の神社さまで境内があまり広くない場所については休日よりも平日に行うほうがお子様のストレスもなく、写真差撮影の際も、背景に他の人が写り込まない、とかメリットがありますので、増えているのかもしれませんね。
七五三は1年を通していつでもできます
七五三は11月15日にしなければならない、というわけではなく、ご家族のご都合に合わせて行うのが良いです。中には11月15日近辺の秋ころに行えないお客様(例えばご懐妊でお二人目、3人目のご出産を控えている、など)もいらっしゃるので、その場合は春先にするなどされているお客様が多くいらっしゃいます。
大切なのは、あくまでお子様の成長を祝い、みんなで祝福する日。ですので、無理をして10月、11月に行う必要はありません。
いつまで?
上記で記述したとおり、いつまでやらなければ、いつやらなければ、と言う定義はありません。ただし、夏場の暑い時期に着物は夏物でも暑くなりますし、いらっしゃったご親族のご負担もあるかと思います。ですので、過ごしやすい気候の時期、春先だとか秋口、また、年賀状に写真を使用される場合は12月までに行う、という形が良いです。
七五三を行うお子様の年齢の考え方
七五三を行うお子様は数え年(満年齢)で行う方が多いです。数え年とは誕生した年で1歳と数え、1月1日を迎えるごとに1つ年をとるという数え方です。ですが、お二人、3人のごきょうだいの場合はお二人で一緒にと行う方が多く、七五三を行うのは満年齢に限ったことではない場合があります。
3歳の女の子、男の子
3歳の女の子、男の子のベストな季節や日程、時間などは過ごしやすい、春先や七五三シーズン前の秋口(9月中旬〜。10月)で、平日の早い時間がベストです。ご祈祷を含め、写真を撮ったりすると3歳のお子様は飽きてしまうことが多く、集中力も長く続きません。また、お腹が空いてくるとご機嫌がMAX悪くなる場合もあり、9時に始めて11時30分ころにはお昼、というのがベストです。
5歳の男の子
5歳の男の子の場合は日中時間帯であれば良いでしょう。これまでにもあまり問題にならないことが多かったです。ただ、3歳のお子様と同様、過ごしやすい気候が良いです。また冬に行うのも元気いっぱいな5歳の男の子でしたら問題ないでしょう。過去に雪が降った翌日に撮影したことがあるのですが、雪が残った境内は雰囲気も良かったです。
7歳の女の子
女の子も7歳ともなると、もう立派なお姉ちゃんです。写真を撮っているとドキッとするような表情を見せてくれるので、撮っている方もドキドキしてます。実は。
なので、ある程度集中力はありますし、写真も頑張ってくれる子がいらっしぃます。だけど空腹や暑い、寒いはやっぱり耐えられないので、気候が良い日に行う、と言うことが大前提になってきます。
早生まれの場合は?
早生まれというのは1月1日〜4月1日の間に生まれた方のことです。早生まれの子が満年齢で七五三を行うと、同学年のお友達は一緒に七五三をできないこととなります。ですので、七五三を行う時期はしきたりやご家族のご都合、誰とお祝いをするかに合わせて計画されるのが良いでしょう。
しきたりを遵守するご祖父母様がいらっしゃって、お話し合いの上、数え歳で行う、とか、同級生のお友達と一緒に、ということであれば数え年に限らず、満年齢で行う、など自由で構いません。
日程の決め方
日程の決め方はやはりお日柄を重視される方が多いです。お日柄というのは六曜のことで、大安、友引が一番人気となります。
大安 | 大変お日柄がよく、この日の一日中の時間帯で吉とされています。 |
友引 | 大安に次ぐ佳き日です、「友」に幸を引くと言われ友達がたくさんできるなど解釈される方も。 |
先勝 | 午前中は吉、午後は凶とされる日です。 |
先負 | 先勝とは逆、午後から吉となる日です。 |
赤口 | 正午近辺(11時〜13時)の時間帯が吉とされる日。 |
仏滅 | 一日中を通して凶とされる日です。 |
六曜を気にされない方で、仏滅に七五三を行う方もいらっしゃいます。仏滅に行うメリットはとにかく人が少ないこと。写真撮影などを特に重視される方なら、仏滅の平日は沿ってもおすすめできる日といっても良いでしょう。
また、最近は天赦日という考え方があります。天赦日はこの上ない良い日とされていて、一年に数回しかない貴重な日でもあります。2024年の天赦日は下記の表となります。
12月26日は天赦日と一粒万倍日が揃う最高の日!
12月 | 26日(大安) |
写真の予約はいつすれば良い?
七五三写真撮影のご予約は通年行っております。なぜなら、七五三は着物のレンタルなどのご都合もあり、お着物のレンタルに合わせ、写真の手配をされる方が多いためです。お着物のレンタルの場合、シーズン中になると、レンタルができなかったり、色、柄などが自由に選べなかったりするので早めに手配する方が多いです。
まとめ
- 七五三は1年を通して行うことが可能
- 気候の良いシーズン、春先、秋口(9月〜。10月)がおすすめ
- 平日は空いていてお子様のストレスにもならない
- 日程は一緒にお参りされる方と相談で。
- 写真の予約は着物のレンタルと同時に行う
です。
ご参考になりましたでしょうか?上記以外にでも気になった事があったらいつでも聞いてくださいね!一緒に最高の七五三の日にして、思い出の写真もたくさん残しましょう!