可愛かった
傘の持ち方。
赤坂日枝神社で七五三の出張撮影
日枝神社さまで七五三の授与物としてもらえるリカちゃん人形
赤坂にある山王日枝神社さまで3歳の女の子の七五三撮影をさせていただきました。
件名のとおり、こちらの神社さまではお参りの際、女の子は「リカちゃん人形」男の子は「ウルトラマン」が授与物として頂くことが出来ます。初めていかれる方は皆さんビックリされるのですが、僕も初め見た時にこんな神社さまがあるのね!ってとっても驚いたのを思い出します。
この授与物のサービスはお子様にとっては嬉しいことですよね〜!
七五三の3歳の女の子を撮影するには目線をその子にまず合わせる必要がありますよ。いきなり撮影はNGです。まずご挨拶をして、おじちゃんは写真を撮る人なんだよ、と説明して、これから一緒に遊びながら写真を撮ろうね、とお話をしてから行います。こういったパーツ写真もたくさん撮って、その日の想い出を一つも逃さないように、つきっきりで撮影するのがわかってもらえると嬉しいなぁ、と思ってます。
「説明して」という表現は適切ではなかったかな、、こどもの言葉で話て理解してもらいます。
かのタモリさんはどんなに小さい子でも大人扱いするそうです。それを聞いて以来、お子様に対して一貫していち個人として扱いをするようになりました。なんでも無いことかもしれないのですが、撮影前に行っているおまじないの様なものです。
傘をね、いろいろな持ち方で扱ってくれました。これはこれで可愛いので自由に扱ってもらいましょう。しかし首に挟む子は始めてでしたよ(笑)僕はこの子らしい写真を撮ることが出来て嬉しいです。
3歳の女の子は七五三の撮影で一番多いかもしれません。最近では3歳の男の子もよく撮影するようになりました。3歳の女の子は「コロコロ笑う」という表現がバッチリ合いますよね。ずっと撮っていたくなる時間です。
まんまるなお顔でニコニコしている。それだけで世界一可愛いです。オレンジの鮮やかな色はこの子の優しい、明るい性格を表しているようですね。後ろののぼり旗はすっかり引き立て役です。
立ち方も上手ですね!
立ち方といえば、お草履なのですが、コレ結構重要です。3歳の女の子は草履が合わなくて足が痛くなり、ご機嫌ななめになってしまう子が多いんです。ですので七五三で3歳のお子様の撮影をお考えの場合は
・草履が足にピッタリあっている
・足袋が足にフィットしている
という点を押さえておいてください。また、市販のものですが、草履が脱げないように「草履かかとドメバンド」というものがありますので上記2点に加えこのバンドもあるとなお良いかと思います。
日枝神社で巫女さんリカちゃんと一緒に七五三撮影
今日はご祈祷を先に済ませての七五三撮影でしたので巫女さんに扮したリカちゃん人形さんをもらうことが出来ました。せっかくですから一緒に記念写真を撮りましょう。
出張撮影でその時の雰囲気をたくさん残せるのはメリットの一つです。巫女さんをよく見るとまるでこの子を守ってくれているようにも見えます。リカちゃんもいろいろなお仕事に就いていてすごいなぁ、、と思ったりしませんか?
多分、3歳の七五三リカちゃん、やカメラマンリカちゃんもいますよね、、きっと。よく思い浮かべるのがCAに扮したリカちゃんですね。
お母さんの中にはリカちゃん人形が想い出の方もたくさんいらっしゃると思います。リカちゃん人形、いまやワールドワイドですものね。Instagramで「現実を生きるリカちゃん」ってありますが、検索してみてください。見ると超面白いですよ。いろいろなリカちゃんがいます。
→現実を生きるリカちゃん
リカちゃんキャッスル
そういえばリカちゃんキャッスルって知ってますか?
リカちゃんキャッスルはリカちゃんを製造している工場で福島県小野町にあります。こちらではお子様がリカちゃんのようなドレスに着替える事ができて、リカちゃんになれる「お城」というコンセプトの「オープンファクトリー」なのです。要するにリカちゃんになりきって工場見学できる、という場所です。
工場とはいえ、その建物はまさに「お城」本当にお城、です。女の子はドレスに着替えていろいろなリカちゃんに扮することが出来て写真ももちろん残すことが出来ます。
もしお近くに行かれるようでしたら思い出して見てくださいね。
リカちゃんキャッスルがある小野町
福島県の小野町という場所はあまり馴染みがなく知らない人も多いかもしれません。郡山市から1時間位かな、ちょっと街から離れた場所にあるのですが、小野町、環境がとっても良いところですよ。きれいな空気のところでリカちゃん人形は製造されているのです。
そしてリカちゃんキャッスルの近くにある「仙台屋食堂」というラーメン屋さんがあるのですが、醤油ラーメンが美味しいのでこちらもおすすめです。ちょっと甘めのスープでボリュームはたっぷり、です。とっても近くにあるのでぜひ。
・・・話が脱線してしまいました。。
終始ニコニコな撮影が続き、「もっともっと撮りたい」と思いながら撮影が続きます。お父さんお母さんもニコニコして後ろから見てくれています。もちろんみんなでの写真もいっぱい撮りましたよ。雰囲気が良いと記念撮影のときも緊張しないでもらえますからね。
七五三の撮影で雰囲気って本当に大事です。一番大事だと思います。その雰囲気を作りのはカメラマンの仕事ですからこの日も楽しい雰囲気で撮影をしました。
そして七五三の撮影では自由に動いてもらうことも大事です。自由に動いてもらう中の何気ない仕草、が良い写真になるような気がしています。色々お考えがあると思いますので、七五三の良い写真、やおしゃれな七五三写真、についてお話してみたいものです。
もし僕にご依頼のお客様がいらしゃいましたら、写真についてアレコレお話したいと思っています。
七五三で碁盤の儀の撮影を
境内の碁盤の上で撮影、というのが赤坂日枝神社の定番ですね。ここから南方向に飛び降りることでこの先の健康や運を願います。碁盤の目のように「節目よく」とか「独り立ちする」といった意味も含まれています。七五三シーズンには複数箇所に置かれて、みんなそれぞれ碁盤の儀を楽しんでいて、皆それぞれ個性ある立ち方や振る舞い方があり撮るほうも大盛り上がりする場所ですよ。
1時間程度の撮影ですっかり仲良くなりました。
傘は気に入ってくれたみたいですね。すっかり持ち方も覚えてくれました。初めは首で挟んでいたのに(笑)可愛いお子様ですから笑い顔のニコニコ写真で埋め尽くしてあげたいんです。3歳の幸せを写真でお届けしたいんです。だからキミが笑うための努力を惜しまないようにしますね。
今日は撮らせてくれてありがとうね。元気さや可愛さをもっともっと撮りたかったけど今日はこのへんにしておきますね。誰か止めてくれないと一日中撮ってしまいそうだから。。
撮影データ
二〇一八年一二月の土曜日
(六曜・先負) (天気・明るい曇り)
文・撮影 渡辺博幸