今回は、冬の赤坂日枝神社で行ったお宮参りの撮影についてレポート形式でご紹介します。冬ならではの寒さ対策や柔らかい日差しを活かした撮影のコツ、さらにはお客様の時間を大切にしたスムーズな進行のポイントなど、撮影当日の様子を振り返りながらお届けします。この記事を通じて、冬のお宮参りの魅力や撮影のヒントを見つけていただければ嬉しいです。
冬の赤坂日枝神社の雰囲気
この日は比較的境内は空いていました。年明けの1月に撮影したのですが、10月から11月12月と七五三のシーズンで大変混雑するので、それに比べるとすごく空いていると言うイメージです。
気温は冬らしく冷え込んだ日でしたが、太陽が出ていれば、日当たりが良いところは比較的暖かく、冬はそのようなところで撮影することがオススメのポイントとなります
寒さ対策は必須、それでもリラックスした雰囲気を
冬のお宮参りは、特に寒さ対策が重要です。
撮影当日は寒い日でしたが、家族全員がしっかりと防寒対策をしてきてくださったおかげで、リラックスした撮影を行うことができました。コートやマフラーに加え、ホッカイロなども用意し、こまめに休憩を挟みながら進めたことで、自然な笑顔の瞬間をたくさん捉えることができました。
僕の撮影で心がけていることの一つにお客様の時間を大切にすると言うことが挙げられます。お客様同士の会話の時間をあまり邪魔することなく、撮影ポイントをアテンドしています。その移動の瞬間も撮影したりしていますので、自然とリラックスした雰囲気が作られていきます。カメラマンは付かず離れずの距離感が重要だと思っています。
ご家族のペースに合わせた撮影を進めた結果、リラックスした表情や自然な姿を引き出すことができました。
柔らかい冬の日差しを活かしたお宮参り写真
夏は日差しが強いので日向での撮影はあまりしませんが、冬は比較的柔らかい光が多いので、半日陰や明るい日陰を選んで撮影することが多いです。
冬の撮影で注意するポイントとしてはあまり朝早い時間帯で撮影をしないことです。
冬の太陽の上がり方は低い位置をゆっくり動くので、なるべく太陽が高くなる頃の時間、10時過ぎから午後2時位までが撮影に適した時間と言えると思います。
また冬の午後は日が沈むのが早い時があるので、2時とか3時位になると夕暮れっぽい感じに映ることがあります。それはそれで雰囲気があるのですが、寒くなっていくので、温かな、太陽光がたくさん降り注ぐ時間帯で撮影をすることをおすすめしています。
写真で綴る赤坂日枝神社のお宮参り撮影レポート
この日はお客様と同時に境内にてお待ち合わせ。
お参りに向かう様子や、ご両親とお会いするシーンは自然な表情が出るのでなるべくそのような時間も撮影しています。(ただし、七五三シーズンや、当日のスケジュールが手一杯なときは難しいこともあるので、ご予約後ご相談させていただいております)
境内の日当たりが良い場所で撮影を進めました。
自然な表情、笑顔を撮影することをモットーとしています。
お客様はポーズなどは必要ありませんし、表情も作ったりする必要がありません。とにかくリラックスして、僕のことはお猿さんがカメラを構えてると思っていただけたら(笑)良いのでは、、と書いていて思いつきました。
お猿さんといえば赤坂日枝神社さんのお猿さんは「まさる」さんというのですが、「優」や「勝る」という文字にも当てはまるため、このお猿さんにお参りをする方も多いんです。もし見かけたらお手を合わせることオススメします。
定番の鳥居がたくさん並んだ稲荷神社の階段で撮影させていただきました。こちらの階段で撮影する場合は、ご参拝者様の邪魔にならないように特に気を遣って撮影を進めます。誰もいない時をタイミングを見計らって素早く撮影させていただきます。場所の占有をしない、これをマナーとして撮影を行っています
冬の柔らかい日差しが赤ちゃんとママの表情をいっそうきれいなものにしている写真。
神々しいお姿は撮影者としてもっとも残したい写真です。この写真が撮れて冷静を装いながらも心のなかではガッツポーズ決めていることがあるんですよ、、、
1000本鳥居の近くの旗が並んだ場所は背景としても選ぶことが多くオススメのポイントといえます。
このような瞬間って突然来ることが多いんですよね。ジワジワきて笑顔MAXになる瞬間です。
冬の赤坂日枝神社のお宮参り写真撮影のまとめ
冬の赤坂日枝神社でのお宮参り撮影は、寒さ対策をしっかりと行い、柔らかな日差しを活かすことで、みなさまの特別な一日を素敵に写真に残すことができます。
お客様の時間を大切にしながら、効率的な進行を心がけたことで、リラックスした自然な笑顔を多く撮影できました。
今回の撮影を通じて、冬のお宮参りの魅力を再確認することができました。ぜひ、これからのお宮参りを計画している方の参考になれば幸いです。