こんにちは。写真事務所の渡辺です。
お宮参りの日取りを決めるとき、カレンダーの「大安」を意識されるご家族は多いと思います。せっかくの日ですから、やはり縁起の良い日を選びたいというお気持ち、よくわかります。
先日、大宮氷川神社で撮影させていただいたある日は、暦の上で「大安」と「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」が重なる、これ以上ないほどの吉日でした。
その日、神社の空で見上げた「不思議な光景」と、そこに流れていた心地よいご縁についてお話しさせてください。
吉日が重なり、祝福の空気に満ちた境内
「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る」と言われる一粒万倍日。 新しいことを始めるのに最適なこの日は、赤ちゃんの健やかな成長を願うお宮参りには、まさに最高のタイミングです。

こうした特別な日の境内は、多くの参拝客で賑わいます。 「人が多くて大変かな?」と心配されるかもしれませんが、僕はその賑やかささえも、街全体が赤ちゃんを祝福してくれているような、温かなエネルギーに感じてしまうんです。
ふと見上げた空に現れた、竜のような不思議な雲
撮影の合間、ご家族と一緒にふと空を見上げたときのことでした。

青空を横切るように伸びた、長く、力強い不思議な形の雲。 「あ、竜神様みたいですね」 誰からともなく出たその言葉に、その場にいた全員が自然と空を見上げ、一瞬で笑顔が広がりました。
大宮氷川神社は、古くから水や竜に縁の深い場所。 ただの気象現象と言ってしまえばそれまでですが、おめでたい吉日に、これから人生を歩み出す赤ちゃんの頭上にこの雲が現れたことに、僕は不思議な「ご縁」を感じずにはいられませんでした。
写真は「記憶を呼び戻す装置」。20年後の赤ちゃんへ贈る物語

僕が撮っているのは、単なる「綺麗な写真」だけではありません。 その日、ご家族がどんな空を見上げ、どんな会話をして、どんな風に笑ったのか。その「空気感」ごと、20年後の赤ちゃんへ届けたいと思っています。
「あなたのお宮参りの日は、こんなに縁起の良い日で、空には竜神様みたいな雲が出ていたんだよ」
そんな風に語り合えるきっかけを、シャッターを通して残せること。 カメラマンとして、これほど嬉しいことはありません。
まとめ:吉日の賑わいも、ひとつの「福」として
大安や一粒万倍日の撮影は、確かに混み合います。 でも、その分だけ「おめでとう」という言葉が境内に溢れ、今回のような不思議なご縁に出会える確率も高い気がします。
💡 雨上がりだから出会えた、最高にラッキーな一日 この日はあいにくの雨スタートでしたが、回廊での撮影中にまさかの元横綱・稀勢の里さんに遭遇!雨が上がった瞬間のしっとりした美しさや、お隣の大村庵さんでの賑やかなお食い初めまで、驚きと福に満ちた撮影レポートです。 → [稀勢の里さんに遭遇!雨上がりに出会った「最高のご縁」の一日]
混雑の中でも、僕は10年の経験を活かして、人混みを避けつつ「あの日、あの場所でしか撮れなかった光」を丁寧に探します。もし皆さんがお参りする日が吉日なら、ぜひレンズの向こう側だけでなく、時々空も見上げてみてくださいね。
皆さんの上にも、素敵なご縁が訪れますように。









